新型PS3「CECH-3000B」を分解してみた
新型PS3「CECH-3000B」を分解してみました。
消費電力測定結果についてはこちら。
■新型PS3「CECH-3000B」の消費電力を測定してみた
分解前に、CECH-2500シリーズ新型CECH-3000シリーズの外観上の違い。
- 本体側面および前面部分のプラスチック表面加工が艶有りテカテカから艶無しサラサラに変更
- 電源/イジェクトボタン部分のプラパーツ色がシルバーからブラックになり、バックライトを廃止、イジェクトボタン上部のLED廃止
- 無線LANのLED廃止
- BDドライブ部分のPSマークが別パーツ貼付から印刷に変更
- SONYロゴおよびHDDカバー部分の各フォーマットロゴが印刷からプラ成形での凹み文字に変更

SONYロゴ
すべてコストダウンに繋がる変更です。
よく見なければ分からないような細かい部分ばかりでぱっと見では安っぽくなったように感じませんが、前モデルと並べてみると変更部分は質感が落ちているのが分かります。

印刷になって立体感がなくなったPSロゴ
PSロゴだけはこだわってこれまで通りにしてほしかった。
ハードディスクは東芝
2500シリーズに比べてファンの径が明らかに小さくなっています。

電源ユニットの型番はEADP-A85AB
AC INPUT 100-240V 2.1-0.8A 50/60Hz
DC OUTPUT +12V 13A, +5.5V 0.9A
電源ユニットの入力/出力はCECH-2500シリーズから下がっているものの重量は382gとほぼ同じ。

冷却ファンはNidec製で直径80mm、DC12V 1.65A
CECH-2500Aでは直径120mm、DC12V 1.3Aのファンが使われていました。
金属シールドにCell用ヒートシンクを溶接or圧着して一体化。熱の一部を金属シールドにも逃がしているようです。

メイン基板裏側、コード名KTE-001、初代より数えて10代目
実装部品が少し減っています。
無線モジュールが更に小型化、表面の部品も少しだけ減っています。
メイン基と電源/イジェクトボタンの基板は共取り基板になっています。
2つの基板をそれぞれ作るのでなく、1つ作って後から分割するので生産性が高くなるというコストダウンの基本。
型番はCell/B.E.が"CXD2996GB"、RSXが"CXD5301DGB"。
どちらもCECH-2500とは異なる型番。

チップセットはCXD9963GBとCECH-2500から変わらず
今までBDドライブのコントローラーには、RENESAS製のSCEIカスタム品が使われていましたが、CECH-3000ではSCE型番の石に変更されています。

16MBのNOR FLASHはSAMSUNGからSPANSIONに
手前がCell/B.E.用、奥がRSX用のヒートシンク。
後加工でファンの形状に沿ってヒートシンクを削っています。また、表面積を稼ぐためにフィンは波状に。
CECH-2500では、RSXのヒートスプレッダの真上にファンがくるため、ヒートパイプを使ってRSX用ヒートシンクの位置をファンと干渉しない位置までずらしていましたが、CECH-3000ではファンが小さくなったので位置をずらす必要がなくなりヒートパイプが廃止され、ヒートシンクも大型化しています。

メイン基板を挟んでいる2枚の金属シールドとヒートシンク、ファンモーターで約220g軽くなっています。またBDドライブが458gから404gになり約50gの軽量化、その他(基板、電源/イジェクトボタン部分など)細かい部分を合計して約400gの軽量化となったようです。電源ユニットの重さは変わっていませんでした。
消費電力や実装パーツなどからCellやRSXのシュリンクなど回路上で大きな設計変更はなし。
今回の新型は更なるコストダウン実施モデルという位置づけのようです。

































































































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