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2007/10/31

HD DVD機器の国内販売台数は未だ1万台以下!

毎回、非常に個性のある発言で楽しませてくれる東芝DM社の藤井社長ですが、今回のHD DVDレコーダ「RD-A301」の発表会でもいろいろとワンダーな発言を連発したようです。

PhileWeb:東芝、藤井氏「“今年中の戦争終結”は撤回」、RD-X7投入も明言 - 東芝発表会詳報(1)
PhileWeb:東芝・片岡氏、BD陣営内で不整合が起きていると主張 - 東芝発表会詳報(2)

ということで、気になる部分をいくつかピックアップ。

発表内容については、「新製品の披露の席なのでおめでたいことを言わないと行けないのだろうが、私がBDの悪口を言わないと収まらない、ということで、今日はあることないこと言ってしまおうかと思う」と述べ、会場は大いに沸いた。

ないことまで言っちゃだめだろ……。

さらに藤井氏は、HD DVDとBDの違いについて改めて説明。大容量コンテンツの記録にはHDDが最適であり、ストレージメディアは機能やコストに応じて使い分けることが重要、光ディスクはその選択肢の一つであるという、藤井氏がこれまで展開してきた主張を改めて強調した。

大容量コンテンツの記録をするのにRD-A301のHDD容量300GBって少ないような気も……

最後に藤井氏は、「これまで土下座発言などもあったが、一つだけ前言を撤回したいのは、『今年中にBD陣営との勝負をつける』と言っていたこと。残念ながらこれはできなかった」と語った。

土下座発言の方は撤回しないそうです。 

日本市場については申し訳なく思っている。40万台くらい市場があるのではないかと考えていたが、弊社のプレーヤーとレコーダーをあわせて、1万台行っていないのが現状。

驚いたことに、国内でのHD DVDのプレーヤーとレコーダーの販売台数はあわせても1万台を達成していないとのこと。
2006年11月15日のHD DVDプレーヤの発表会で藤井社長は、

国内では3月末のプレーヤー発売、7月のレコーダー投入以来、プレーヤーは1万台弱、レコーダーは5000台弱を販売した。

と発言をしているのに1年経って販売台数が5千台近く減っています。
もっとも2007年6月12日のRD-A600/RD-A300の発表会で、

Q.北米での好調さはわかったが、国内での状況は?
A.コンテンツメーカーにお叱りを受けている。トータルで1万台に達していない。

と、2007年6月時点で販売台数1万台以下に減っていましたが、それから4ヶ月経ってもトータル販売台数1万台以下のままと、日本ではかなり苦戦を強いられている模様です。

11/1追記
AV Watchの発表会の記事が更新されました。
AV Watch:HD Recは「パラダイムシフト」。新VARDIA発表

PhileWebには載っていませんでしたが、藤井社長はこんな発言もしていたようです。

(欧州市場について)プレーヤー1台あたりのタイトル購入数については、「Blu-rayの3~4倍。まあ、この数字はインチキで、われわれも都合のいい時だけPS3の数字を入れます。これもPS3込みの数字ですから、あまり気にしなくてもいい」とユーモアを交えて解説した。

数字がインチキだということを自ら暴露しています。

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AV Watch:
Blu-ray陣営が販売状況の優位をアピール

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